おすすめ声優養成所を徹底比較！費用や経験の有無も要チェック！

声優を目指す人の多くが通っている声優養成所では、発声や演技力などの基礎的な知識から事務所に所属するチャンスであるオーディションの対策法など、幅広い知識を身に着けることができます。

そんな声優になるための養成所ですが、今では非常に多くの養成所が存在しており「どうやって選んだらよいのだろう」「おすすめの声優養成所を知りたい」と悩んでいる人もおおいのではないでしょうか。

そこで本記事では、おすすめの声優養成所や声優養成所を選ぶ際に重要なポイントについてご紹介していきたいと思います。ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。

声優養成所を選ぶポイント

声優養成所選びをする際、きっと多くの人が目にするであろう声優専門学校の数々。どちらも声優を目指す人が通う場所というのは分かりますが、詳しい違いについてはいまいちよく分からないという人も多いのではないでしょうか。

そこで、まずは声優養成所と声優専門学校の違いについてしっかり把握しておきましょう！

①声優養成所の特徴

声優養成所は主に声優プロダクションなどが運営している場合が多く、”自社でのデビューを前提に、事務所に所属して活躍する声優を育成する場所”となっています。

規模は小さなところから大きなところまで養成所によって異なり、一般的なレッスン期間としては半年～二年ほどとなっているところがほとんどです。

また毎日レッスンがあるのではなく週一回～二回程度のみというのも大きな特徴となっています。

②声優専門学校の特徴

声優専門学校はいわゆる専門校の部類で、高等教育機関として専門課程がありつつも声優を目指すことができる場所となっています。レッスン期間はその他の専門学校と同じく二年となっており、週に五日間みっちりと授業を行います。

そのため、働きながら声優を目指したいという人や自由時間をできるだけ確保したいという人には不向きと言えるでしょう。

このように、一概に声優を目指すための場所と言ってもそれぞれの特徴があります。声優養成所と声優専門学校の大きな違いはレッスン形態であるため、もしどちらを選ぶべきか迷っているという場合はそれぞれのレッスン回数を基準としてみるのも良いでしょう。

声優専門学校について知りたい方はこちらの記事をチェックしてみてください！

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声優養成所の年齢制限を確認しよう

まずは大前提として、自分が興味をもった養成所の年齢制限を確認しましょう。年齢制限に引っかかってしまう場合はそもそも入所出来ないので最初にチェックする必要があります。

働きながらでも通えるというメリットがあると紹介した声優養成所ですが、実は多くの声優養成所では入所の際に年齢制限が設けられています。

声優養成所における一般的な年齢制限は18歳～25歳までに設定されていることがほとんどです。高校生の場合は高校卒業後という条件になりますが、中には16歳から入所をOKしている声優養成所も存在します。

また、社会人の場合でも30歳までは入所可能としている声優養成所もあったりと、養成所によってはかなり緩い制限を設けているところもあります。そのため、高校生の方や25歳以上の方などは養成所選びの際年齢制限に着目して選ぶのもおすすめです。

先輩の実績をチェック！

声優養成所を選ぶ際、どこに注目したら良いのか分からず悩んでしまう人もいますよね。しかしせっかく高いお金を払ってワクワクした気持ちで入所したのに、想像していたのとは違った…なんて事は絶対に避けたいものです。

そこで養成所を選ぶ上で絶対にチェックしてほしいのが、”その声優養成所の卒業生が持つ実績”です。いくら実績のある卒業生を輩出している養成所といっても自分自身の実力が重要なのはもちろんですが、卒業生の実績の多さはやはりその養成所の声優プロダクションとの繋がりやお仕事の多さなどにも比例してきます。

卒業生の実績について調べる際は以下の点を中心にリサーチをしましょう。

声優養成所のホームページなどでは「卒業後の事務所所属率90％以上！」という文言を目にすることも多いと思いますが、重要なのは所属率ではなくその所属先や仕事の多さです。

たとえどこかの声優事務所に所属出来たとしてもその事務所に仕事が無ければ意味がなく、1円もお金にならなかったというケースもしばしば。

やはり、有名な声優事務所に所属した卒業生が多ければ多いほどその養成所は大手事務所との提携力にも定評があり、さらには仕事の依頼やオーディションの情報なども豊富だといいます。そのため声優養成所を選ぶ際は必ず卒業生の実績についてもしっかりとリサーチを行い、あくまでも事務所所属率だけではなく所属先や仕事の内容など細かいところまでチェックしてみるのが良いでしょう。

オーディションを事前にチェック！

先ほどご紹介した”卒業生の実績”と同様に声優養成所を選ぶ上でもう一つ重要と言えるのが、”その養成所で行われているオーディション”についてです。

声優養成所で行われるオーディションにはさまざまな声優プロダクションなどが参加をしますが、その参加数が多ければ多いほど事務所所属のチャンスも豊富であると言えます。

また、養成所によっては数多くの有名声優プロダクションが参加する場合もあるため、自分自身の実力次第では大手プロダクションへの所属も夢ではないのです。

ですがそのオーディションに参加する声優プロダクションがそもそも少なかったり、その他にもオーディションの開催数が少ない場合には、その分声優としてデビューするチャンスが少ないも同然。

そのため、声優養成所を選ぶ際はその養成所が行うオーディションにはどのようなプロダクションが参加しているのか、そしてオーディションはどのくらいの頻度で開催されるのかについて調べる事をおすすめします。

声優養成所の学費・授業料をチェック！

学費や授業料は養成所によって大きく変わります。また週に何回レッスンがあるかによっても変わるので、自分のスケジュールや金銭的な余裕にあわせて選ぶ必要があります。

一般的な声優養成所の相場は週1回のレッスンで年間授業料20万円～27万円ほどとなっており、そこに入所金が加わることで大体30万円～40万円が目安となっています。また、レッスンが週2回以上の場合についていくつかの養成所を例として挙げてみました。

このように、各声優養成所ではレッスン回数によって学費や授業料が異なるため、金銭面を考慮しつつも自分の希望やスケジュールに合った養成所選びをするようにしましょう。

特待生オーディションについて

養成所によっては年間かなりの金額が必要になる場合もあるため、学費が高くて諦めざるを得ないというケースも多々あると思います。しかしそんな人にこそぜひ知ってほしいのが、”特待生オーディション”

特待生オーディションとは将来の活躍に期待できるとみなされた人のみが受けられる制度で、特待生に選ばれることで学費や入所金の免除など金銭的な援助を受けられるのです。

優秀な人材として期待を寄せられるのは少々プレッシャーに感じる人もいるかもしれませんが、30万円以上もの学費が免除になるかもしれないなんてまたとないチャンスですよね。

また特待生オーディションに合格基準などは詳しく明かされておらず、さらにこの制度自体を廃止する養成所も増えているため、やはり倍率はかなり高いと言えるでしょう。

ですが、もし現在金銭的な問題が理由で声優養成所に通えず悩んでいるという場合は、この特待生オーディションを設けている養成所を受験してみるのもおすすめですよ。

おすすめ声優養成所一覧

気になる養成所は全て資料を請求しよう！

声優養成所は申込の前に、まず資料請求からスタートする場所も多いです。自分にあった環境・条件を選ぶためにも、せっかく資料請求するのであればまとめて取り寄せた方が効率的です。少しでも良さそうだなと思ったらとりあえず貰っておきましょう。

日本ナレーション演技研究所

インターナショナルメディア学院

青二塾

俳協ボイス

マウスプロモーション

シグマ・セブン

プロダクションエース演技研究所

81アクターズスタジオ

テアトルアカデミー

アトミックモンキー声優・演技研究所

R＆A VOICE ACTORS ACADEMY

アクセルゼロ

バオバブ

talk back

ガジェットリンク附属声優養成所

パワーライズ付属声優養成所

B-Box Actors School(ヴァエル)

アクセント附属養成所シャイン

クレアボイス

ステイラック

養成所の申込について

専門学校とは異なり、声優プロダクションが運営する声優養成所では基本的に入所オーディションへの参加が必須となっています。そのため、当たり前ではありますが声優養成所へはオーディションに合格しなければ入所することができないのです。

また声優養成所の入所オーディションに申し込む際、主に2つの注意点が存在します。1つ目は、先ほどもご紹介した年齢や学歴に関する条件についてです。

多くの声優養成所ではオーディションを受けられる年齢が決まっており、さらには必須条件として声優や舞台などでの実務経験がある人のみという条件が設けられている場合もあります。そのため、申し込みをする前に今一度しっかりと確認をしておきましょう。

そして2つ目は、書類審査に添付する顔写真についてです。声優養成所への申し込みは基本的に書類にて行われており、そこでは容姿が分かるように顔写真の提出などが求められることがほとんどとなっています。

声優の養成所だし写真なんてそこまで重要ではないだろうと考える人も多いかもしれませんが、実は声優養成所の書類審査では容姿も選考基準のうちの1つとされているのです。そのため、書類に添付する顔写真はできるだけスタジオなどで撮影した物を使用するのが望ましいでしょう。

募集・申込の時期について

声優養成所に入所した際実際にレッスンが始まるのは新年度の4月からとなりますが、募集が行われるのは毎年11月～2月ごろとされています。

オーディションは基本的に年に1回しか開催されませんが、中には年に2回行う養成所や随時募集中といった養成所も存在しているのです。
このように、入所オーディションが行われる時期や回数は各養成所によって異なるため、入所を希望する養成所の情報は逐一チェックするようにしましょう。

履歴書は必要？

声優養成所に入所するためには自らの情報を詳しく書いた履歴書の提出が必要不可欠となっており、非常に重要な判断材料として扱われます。

履歴書に記載する主な内容は①自己PR②志望動機③顔写真となっていて、書き方によっては悪い印象を与えてしまうこともあるのです。
そこで、それぞれの注意点や役に立つ例文などについて見ていきたいと思います。

①自己PR

履歴書を書く際に多くの人が悩むであろう自己PRですが、最も重要なのは”良いところばかりを書かずに、具体的に書く”ということです。

自己PRと聞くと自分の得意な事や良いところを書かなければいけないというイメージも強いと思いますが、面接官は決して完璧な人間のみにしか興味が無いわけではありません。

例えば、以下の２つの自己ＰＲ文があったとします。

A.私は学生の頃にバトミントン部に入っていて、地区の大会で3位を取りました。
B.私は学生の頃にバトミントン部に入っていましたが、大会では大きな成績を残すことができませんでした。しかし毎日の朝練や放課後の

厳しい練習も休まず行い、仲間と支えあいそれ以外の時間には１人で練習をするなど、１つの事に対して真摯に向き合うことで我慢強さや夢に向かって努力するという姿勢を身に着けることができました。

両者を呼んだところ、どちらの方が書き手について情報を得ることができるでしょうか？

もちろん大会で良い成績を収めたことは素晴らしいことですが、既に終わってしまったことについて聞いてもあまりアピールポイントにはなりません。というのも、面接官は”これからどのような活躍をしてくれるのか””将来性はあるか””本当に努力ができるのか”といったように、養成所に入った後の事を想像して判断をするのです。

また、良いところだけをつらつらと書いてしまうと反対にウソのように聞こえてしまうこともあったりと、自己PRの書き方はバランスが重要となってきます。

自分の良いところを伝えるのは重要なポイントですが、長所だけを押し売りをするのではなくあえて失敗してしまった出来事や短所なども組み込み、どのような努力をしたのかやその体験によってどのような事を学んだのかなどより具体的に書くようにしましょう。

②志望動機

次に、志望動機についてです。志望動機は主に声優になりたいと思ったきっかけなどについて書く場所であり、「アニメが好きだから」「演技をするのが好きだから」「憧れの声優さんのようになりたいから」といったように内容についてはなんでも良いのです。しかし、2つ注意しなければならない点が存在します。

1つ目は”熱くなりすぎない”という点です。そもそも声優になるのが夢だという人の多くは何かしらにきっかけがあって志望しているため、人によっては好きだという気持ちをアピールしすぎてしまう場合も。

もちろん熱意をしっかりと伝えることは大切ですが、あまり熱くなりすぎてしまうと読みづらくまとまりのない文章になってしまうのです。そのため１度冷静になり、読みやすさにも注意して書き進めるようにしましょう。

また、もう１つ注意しなければならないのが”具体性を持たせ、理由ではなく動機について書く”という点です。

例文を挙げてみましょう。

1.私が声優になりたいと思ったのは、○○というアニメを見て興味を持ったからです。○○という声優さんのようにたくさんのアニメに出演できるような声優になりたいです。

2.私が声優になりたいと思ったのは、○○というアニメを見た事がきっかけでした。キャラクターに息を吹き込むかのように演技をしている声優さんを見て感動してしまい、アニメの世界を作り上げる声優は本当に素晴らしいものだと感じました。それをきっかけに自分もさまざまなキャラクターを演じ、人の心に届くような演技をしたいと思い声優を目指すことを決意しました。

1つ目の文章は志望動機ではなくどのような声優になりたいかついて述べる文章になっていて、”声優を目指すようになったきっかけ”についてが詳しく書かれていません。

一方で2つ目の文章は声優になりたいと思ったきっかけについてより具体的に書かれています。志望動機はあくまで「なぜ声優になりたいと思ったのかそのきっかけについて書く場所」であるため、どのような声優になりたいかをメインに書いても面接官からはあまり良い評価を得ることができません。

そのため志望動機を書く際は”なぜ声優を目指すようになったのか”といったきっかけをしっかりと示し、その上で声優になるために努力していることやどんな声優になりたいのかなどに触れるのが良いでしょう。

③顔写真

履歴書において最も印象に残りやすい顔写真ですが、一般的には「バストアップ写真」と「全身写真」の2種類が存在します。バストアップ写真の場合は顔がしっかりと写るよう髪の毛はできるだけまとめ、より良い印象を与えるためにも白背景で撮影するよう意識しましょう。

また、全身写真に関してはただ立っているだけでなくやんわりとポージングを取り、身体のラインが分かるような服装で撮影すると良いでしょう。

このように注意点に気を付け自ら撮影した写真を使用するのももちろん良いですが、より仕上がりを美しくしたい場合はフォトスタジオで撮影してもらうのもおすすめですよ。